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AIは導入後が大切|「源内」利用調査に学ぶ、小さな会社の効果確認
AIを契約したものの、仕事が楽になったか説明できない。そんな状態を避けるには、使う業務と確かめ方を先に決めることが大切です。政府の利用調査を手がかりに、小さな会社でも続けられる効果確認を考えます。
10月30日公表。調査の実施は8〜9月
【公表された事実】デジタル庁は2026年10月30日、政府職員向け生成AI利用環境「源内」の第1回利用状況アンケート結果を公表しました。調査期間は2026年8月21日〜9月18日です。公表日と利用状況を調べた時期は異なります。10月の新機能を使った結果としては扱いません。
【公表された結果】回答は6,439人から得られました。利用者の満足という回答がある一方、回答精度や具体的な使い方への課題も示されています。行政の業務環境を対象とするアンケートであり、民間企業の効果や、Aiplun Studioの導入実績を示すものではありません。
数字を目標にする前に、自社の作業を分ける
【Aiplunの考察】この発表から自社で考えたいのは、利用した回数と仕事の改善を分けて確かめることです。AIを毎日開いていても、出力の読み直しに追われていれば、担当者の余裕につながるとは限りません。自社では何を減らし、空いた時間を何に使いたいのかを言葉にしておくと、継続する理由を判断しやすくなります。
たとえば問い合わせ返信なら、資料探し、下書き、事実確認、修正、送信に作業を分けます。AIを使うのが下書きだけでも、測る対象は送信できる状態になるまでの一連の作業です。文章が速く出たことだけを成果にせず、確認が増えた箇所も記録する方法を提案します。
返信文の下書きから、小さく比べる
【自社向け応用案・未検証】まずは担当者が内容を理解している定型的な問い合わせを選びます。公開済みの営業時間や返品手順など、利用を許可された資料だけを用意し、AIには回答案と参照箇所、不足している情報を分けて出すよう依頼します。顧客の個人情報や契約上の秘密は、利用条件を確認せず入力しない運用にします。
担当者は原資料と照合してから送信します。架空の料金や例外対応が混ざった場合は、直すだけでなく原因も残します。資料が古かったのか、条件が不足していたのか、指示が広すぎたのかを整理し、次の試行では一つずつ変更します。AIの出力を顧客へ自動送信するところまで広げる必要はありません。
始め方は「対象・記録・見直す日」を決める
試行を始める前に、対象業務、入力できる情報、最終確認の担当者、見直す日を決めましょう。記録には作業全体の所要時間、修正した点、そのまま使えなかった理由を残します。AIを使わない場合も、なるべく似た難しさの仕事で記録し、案件の条件が違うことを無視して単純比較しないようにします。
時間が短くならなくても、確認漏れの発見や担当者の負担感が変わる場合があります。反対に、文章量が増えて負担になれば、出力を短くするか対象を絞り直します。続ける、手順を直す、利用を止めるという選択を持ち、実際の記録から判断することが大切です。Aiplun Studioでは、こうした業務整理とAI活用の進め方を相談できます。ここで示した手順は提案であり、削減効果を保証するものではありません。